本当に神々しいまでにどうでもいい文章で、どこで表現したものかと思って迷ったあげくこのブログで書いてる訳ですが。

 鎖がまは、扱い方のバリエーションが豊富で、表現の可能性に満ちあふれた武器だと思うのですよ。

 刈ってヨシ。

 斬りつけてヨシ。

 分銅でダメージを与えてヨシ。

 チェーンで相手を緊縛してもヨシ。

 チェーンをぐるぐる回してもヨシ。

 これ、斬って突くくらいしか無い「剣」より、めちゃめちゃバリエーション豊かじゃないですか。

 そんな素晴らしい表現可能性に満ち満ちた鎖がまなのですが、どうも、漫画やアニメの世界では、今ひとつ主役級の使い手がいない気がします。

 昔の忍者漫画(横山光輝とか白土三平あたり)では雑魚忍者の武器だった記憶しかないですし、最近の漫画では、『バキ』で柳龍光が使っていたのを思い出すくらいです。しかもそのバトルでは柳は速攻鎖がまは破られて肉弾バトルに移行してましたし。

 何なの、この鎖がまの冷遇っぷり!

 そこで、如何に、鎖がまが表現可能性に満ち満ちているか、最近のメジャーバトル漫画の主人公の武器が鎖がまだったら? というのを仮定して、その魅力を検証してみます。

 この文章はもの凄く何も考えないで書き始めているのですが、じゃあ、とりあえず、

 『BLEACH』の黒崎一護の卍解が、日本刀ではなくて、鎖がまだったら?

 というシーンを思い浮かべてみましょう。

 まだ卍解が冴え渡っていた頃の名バトル、黒崎一護VS朽木白哉をシミュレーションしてみます。

「卍解!」

 ここで、一護の手に鎖がまが現れた時点で、読者はオオっ!って思いますよね。ジャンプ感想をまだ書いていた当時、一護の卍解は巨大剣か透明の剣かと色々な予想が飛び交っていましたが、なんと、鎖がま! この意外性には一読者としてビックリです。

 右手に、鎌。

 左手に、分銅。

 そして、それを繋ぐチェーン。

 テラカッコいいです。久保先生独特の詩的な決め台詞も、格好良さ3割増しです。

 そして、ここで一護の武器を鎖がまにするメリットは、なんだかんだで気合いでパワーアップして勝つんでしょ的な、(これはイイ面も沢山あるのですが)理由付けが大ざっぱな『BLEACH』のバトルに対して付きまとう批判への強力なカウンターになります。

 つまり、一護の武器が鎖がまなら、朽木白哉に勝てる必然性が生まれるのですよ

 どういうことか? 虚化してパワーアップとか、すごい超必殺を打ち合ってゴリ押しで勝ったとか、そういう大ざっぱなのじゃなくて、実にしっくりと来る勝利の理由付けが可能なのです。

 つまりは、鎖がまなら、相性として朽木白哉の千本桜景義を破れる

 千本桜景義は朽木白哉の脅威の全方位攻撃という卍解ですが、それを一護が鎖がまで破るのです。

 そう、全方位攻撃には、全方位防御、鎖がまを全方位にブンブン振り回して片っ端から千本桜を叩き落とすんですよ。やばい、この一護の絵は超燃えます。

 そうして白哉が弾切れになった所で、ビュンと分銅を飛ばす一護。

 あれよあれよと鎖に緊縛される白哉。

 そこで、見開きで一護の決め台詞です。

 ちょっと僕は久保先生のようなセンスがないのでアレですが、まあ適当に、

「お前の卍解を破ったのは俺一人の力じゃない、俺たちの『絆』という名の鎖だ

 とか。

 そう言ってチェーンをたぐり寄せて、緊縛されている白哉の脳天に鎌の一撃

 ここも見開きで、次回へ続く。

 柱のアオリは、

 今、一護の想いが突き刺さる!!!

 みたいな感じで。

 やばい、考えただけでも熱い。アンケート1位とれる。

 ◇◇◇

 こんな表現可能性に満ちあふれた鎖がまなので、もっとみんな主人公の武器にすればいいと思うんだけどなー。

 ◇◇◇

→シロクマ注:BLEACHファンの方ごめんなさい。