5月20日(水)

・僕の講座、『実学としての言語学の基礎』を受講して下さってる方に連絡です。本日夜、第4講「ネコでも分かるフェルディナン・ド・ソシュール3−通時態と共時態−」を配信いたしましたので、チェックして頂けたらと思います。例によって届いていない場合はメール事故が考えられますので、迷惑メールフォルダをチェックの上、メールフォーム経由でご連絡頂けたらと。専用WEBページの方にもアップしましたので、そちらにアクセスしてもらって受講して頂くことも可能です。ではでは。
・現在書店に出回っているこの雑誌↓の宇多田ヒカルインタビュー記事、(かなり広い意味での)クリエイター的な活動をやっている方にお勧めです。10年来の宇多田ヒカルファン(僕ね)ということを差し引いても、面白いかと。アーティストインタビューなのに、哲学者インタビューみたいになってる(笑)。
Cut (カット) 2009年 06月号 [雑誌]
Cut (カット) 2009年 06月号 [雑誌]

5月19日(火)

・えー、色々と落ち着かない気分になってきましたね。
・もちろん、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(公式サイト)』が6月27日から公開だからです(エー)。
今、エヴァ情報、早いのも(7月4日から新雑誌「ヤングエース」で貞本エヴァ連載ですって!)、エヴァコンテンツが充実してるのもパチ雑誌なんですね。コンビニで、
月刊エヴァ5th 参号 (プレミアムムック)
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を見かけて、思わずガン読みしてしまいましたよ。アスカ描き下ろしカラーイラストとか、綾波コスプレ(この単語も懐かしいな!)とか、読者からのエヴァイラスト投稿ページとかあって、すげー面白い。この雑誌だけ、時間が1995年にタイムスリップしている。
・エヴァ熱は時々再燃するんだよなー。一回目が大学3年くらいの時で、『綾波育成計画』の初版とか買いましたよ。がんばって育成したんだけど、オタク綾波になっちゃってがっかりしたのもいい思い出ですよ。
・現在も再燃中でして、ついさっきi-TunesStoreで高橋洋子さんの『残酷な天使のテーゼ/Fly me to the moon』と、『魂のルフラン/心よ原始に戻れ』購入しちゃったよ。ヤバイ、i-TunesStore何気にアニソンラインナップが充実してきて、つい衝動買いしてしまう。
・若い世代のオタク達、および、もっと上の世代のオタク達に唯一自慢できることとして、僕らはエヴァ直撃世代なんだぜ。15歳の時にタイムリーにあのアニメを追っていたという、トラウマ世代です
・僕なんかアスカ好きだったからね。もうね。大変だったよ……。
・そう、アスカ好きなんですよ!上の雑誌もアスカ表紙で、気が付いたらガン視していたという。恐ろしいな、15歳の魂27歳まで。
・それで、ネット環境なんてまだ持ってなかったし、林原めぐみの東京ブギーナイト(ラジオ番組です)から流れてくる、謎の劇場版主題歌の『魂のルフラン/心よ原始に戻れ』を録音して、何度も何度も聞いていた訳ですよ。カセットテープで
・そして、ついに劇場版公開。15歳の僕はともだちとウキウキと見に行きました。
絶句でしたね。量産型エヴァが降りてきた所で、高橋洋子さんの「魂のルフラン」が流れ出して、「続く」だった時は、もう、なんというか、バカかと。庵野秀明バカかと。
・でもまあ、劇場から出る階段を下りながら「完結編も見に来るか……」と友達と話し合ったんですけどね。
・そして、高校生の頃の劇場版完結編公開ですよ。
・またウキウキと見に行きましたよ。ちょっと高校に馴染めてなくて僕は孤独な感じだったりしましたよ。
・だからアスカが好きだったんだな……。
・そして見ました。中学時代の同級生大集合同窓会ノリで見に行きました。
絶句でしたね。なんというか、意味わからん、と。なんで、綾波巨大化してるんだと。最後はアスカが「気持ち悪い」でエンディングって、もう、なんというか、バカかと。庵野秀明バカかと。
・そんなトラウマな感じで、劇中主人公達と同世代目線で物語を体験できた奇跡的な世代な訳なのです。
・ようやく全ての意味が分かったのは、大学生になって暇になって劇場版のビデオをレンタルしてきて穴が空くほど再視聴してからだったな……。
・名作、傑作、激作です。
・見るメディアが劇的に細分化する前の、みんながTVの前で座ってアニメを見ていた時代の、最後の共有体験くらいな作品なんじゃないかと。
・そんな最後の共有体験が「エヴァ」っていうのが、日本という国のおかしいところであり、大好きな所だ……。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [Blu-ray]
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