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 去る19日夜に予定どおり大学時代の級友達との同窓会に茨城県まで行って来た。

 アイデンティティが無くなってシロクマにまでなってる人こそいなかったが、いい感じに現実に埋もれ気味でギリギリ頑張ってる感じの人が多かったぜ!(シロクマの手でサムズアップのジェスチャーを取りながら)

 そんな中で会えなかったけど、昔、シロクマさんと日本語教育関係でスロヴェニアに一緒に実習に行ったり、その後も学内の実習で一緒に日本語教師をやったりしたY河さんという人が、卒業後タイにて研鑽を積んだ後、現在は国内で常勤か非常勤の日本語教師をやっているという話を聞いた。

 詳細ははぶくが、日本語教師への道は茨の道。僕も資格だけもってるが、道半ばで諦める人多数で、事実10人弱いた大学時代の実習組で、日本語教師に辿り着いたのはそのY河さんただ1人だ。

 しかし、なるべき人がなるべくしてなったとシロクマさん納得。今だから結果みて言えるんだろ……ってワケじゃなくて、大学時代の実習当時から、実はシロクマさんはメンバーの中で日本語教師になれる人がいるとしたらY河さんただ一人だろうと思っていた。それくらい、実にナチュラルに日本語教師の仕事が好きで、楽しんで色々やりつつ、努力もしてる人だった。当時、現場の日本語教師から言語の研究者の方向に転身したシロクマさんが、「日本語教師も本格的にやるなら院に行った方がいいんじゃ」と言ったのに対して、「院に行ってもあんまりやりたい‘研究’はないのー、教室で教えてる方が好きなのー」と返答していたのが今では印象に残ってる。

 というかY河さんは入学当時からの日本語教師志望者ですよ。シロクマさんもそうだったんだけど、それから研究者になる!と転身して、何故だか今ではSOHOやってるシロクマさんは彼女に比べるとかなり意味不明です。変わらない意志。青春時代の目的の実現。これはかなりカッコいい。

 スロヴェニアで授業を見学させてもらったことがあるんだけど、あの時の『となりのトトロ』を教材に使って日本文化と日本語の文法を同時に教えてた授業は僕の中で殿堂入り。長き苦闘のスロヴェニア実習の最終日に煎れてくれた日本茶の味も僕的殿堂入りだ(彼女は茶道の素養もあった)。

 そんなY河さんの近況を人づてに聞いて、シロクマさんもぼちぼち頑張ろうという気になってきた。日本語教師の夢はもうマリア様の星に送ってしまったけど、今は今でやりたいこととやるべきことがある。

 シロクマさんファイト。

 そんな、真夏の夜の会合。